29日に開催中の広州映畫産業博覧交易會で、「中國映畫産業影響力データ課題報告書」が発表された。それによると、中國の映畫興行収入は2023年に世界の23%を占め、世界2位となった。伸び率で世界のその他の市場を大幅に上回った。報告書の要旨は下記の通り。
中國の映畫産業の市場規模が持続的に拡大し、興行収入が増え続け、映畫産業が回復している。23年の興行収入は前年比82.64%増の549億1500萬元で19年の85.45%まで回復した。特に3?4級都市及び農村部の消費者が大幅に増加し、観客に占める割合が4割を超えた。郷鎮の映畫館數もさらに増加した。
國産映畫が市場で主導権を握り、興行収入全體に占める割合が83.77%にのぼった。23年には4作品が興行収入30億元を突破し、いずれも國産映畫だった。興行収入年間トップの「満江紅」は45億4500萬元。インターネットプラットフォームの映畫投資及び製作の臺頭が、映畫の生産力を高めた。23年に興行収入が1000萬元を上回った作品のうち、インターネット企業が投資する作品が54%を占めた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年9月30日