中國國際貿易促進委員會は26日、2024年版「世界サプライチェーン促進報告書」、世界サプライチェーン接続指數、世界サプライチェーン促進指數の「1報告2指數」を正式に発表した。
2024年版「世界サプライチェーン促進報告書」は、世界サプライチェーン促進體制の最新の動きを総括。報告書によると、新技術が誕生するペースがやや上がり、技術進歩が世界のサプライチェーンのイノベーションと持続可能な発展を後押ししている。
接続指數は、世界のサプライチェーンの接続の程度を全面的に調べる世界初の総合性指數で、世界のサプライチェーン川上?川中?川下の接続ロジック、サプライチェーン全チェーンを貫く內部要素、サプライチェーン接続に影響する外部要素を全面的に考慮。
研究によると、接続指數は2014?23年に変動しつつ上昇し、0.271から170%増の0.732にのぼり、高い數値となっている。23年の接続指數は0.732で、過去最高となった22年の0.733から0.001しか下がっておらず、過去10年の中で高い水準を維持している。
促進指數は、世界のサプライチェーン促進水準を定量評価する世界初の総合性指數で、世界サプライチェーン促進分析モデルを基礎とする。インフラ連結度、多國?二國間ルール影響度、主要エコノミー政策影響度、技術アップグレード?イノベーション度、金融サービス保障度などの指標を含む。
研究によると、世界のサプライチェーン促進水準は18?23年に大幅に上がり、促進指數は0.27から144%増の0.66にのぼった。これは世界のサプライチェーン促進水準が上昇傾向であり、世界のサプライチェーンの発展環境が全體的に好転していることを示すものだ。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年11月27日