現在、世界では百年間なかった大変局の進行が加速している。世界は中國の発展をどのように見ているのか?中國のイメージをどのように認識しているのか?こうした點について、環球時報は46ヶ國、5萬1000人の市民を対象にアンケート調査を実施した。これは新中國成立以來、中國が実施した中で最も規模が大きく、サンプル數が多く、設問が最も全面的かつ踏み込んだ國際世論調査だ。環球時報が伝えた。
■各國の市民「中國の発展の見通しは明るい」
調査の結果、中國の今後の経済成長と発展の可能性に対して、外國人の多數がポジティブな見解を持っていることが分かった。外國の回答者の8割近くが中國の発展の見通しに信頼を寄せており、9割以上が今後10年間中國経済は成長し続けると考え、6割近くが中國を世界経済成長の主要な原動力と認識していた。
中國の経済成長率は上昇すると予測する回答者は、発展途上國、中東諸國、BRICS諸國で4分の3以上を占め、アフリカ諸國で85%に達した。ヨーロッパ諸國やASEAN諸國では7割を超え、先進國では6割強だった。
■國際問題で中國の関與と貢獻の強化を期待
外國の回答者の7割近く(69%)が、中國が今後國際問題により多く関與する、またはより大きな役割を果たすことを期待していた。9割近く(88%)が、中國が國際機関?制度?プラットフォームにおいて、より大きな役割を主體的に果たすことを支持。8割以上が経済?貿易協力と教育?科學?文化分野で中國の國際貢獻の強化を期待し、約4分の3が國際秩序の構築や平和と安定の維持において中國がより大きな役割を果たすことを期待していた。
■対中友好は各國民の一致した願い
自國と中國の関係の今後の変化については、外國の回答者の62%が「より良くなることを望む」とし、26%が「現狀維持を望む」とした。アフリカ諸國では、自國と中國の関係がより良くなることを望む回答者が8割を超えた。発展途上國、中東諸國、BRICS諸國では7割近く、ASEAN諸國では6割以上だった。外國の回答者の95%が中國人による自國訪問を歓迎しており、最も歓迎するのは観光(64%)で、次いで投資(50%)、仕事(46%)、留學/研究(45%)となった。中國がトランジットビザ免除政策を最適化したことを受け、回答者の7割近くが將來中國を訪問したいと答えた。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年1月11日