あらゆる病気が必ずしもすべて身體に有害だとは限らないことが、醫(yī)學(xué)の研究で明らかにされた。以下に紹介する癥狀は、人間の身體の健康に役に立っているとされる。中國新聞社のウェブサイト「中國新聞網(wǎng)」が伝えた。
１．発熱：
體溫が37度超えると発熱とされる。醫(yī)學(xué)の研究では、免疫細(xì)胞の働きは體溫が上昇するに伴って高まり、同時(shí)に體溫が高くなると血液中の鉄イオン濃度が減少し、その結(jié)果、病原體の増殖に必要な微量の鉄イオンの供給不足となり、病原體の増殖を抑える。これが病気をやっつける主要な力となるのであって、薬は単に外からの援護(hù)に過ぎない。ゆえに、発熱してすぐに解熱剤を服用するとかえって病狀を重くする可能性がある。體溫が38度を超えていず、気分も悪くなく、食欲もある場(chǎng)合は、氷で額を冷やし不快感を和らげ、同時(shí)に水分を多く取り、ビタミンやミネラルを補(bǔ)充し、栄養(yǎng)のあるあっさりした食べ物を食べるとよい。體溫が38.5度より高く、なかなか下がらない場(chǎng)合や発疹、激しい頭痛、関節(jié)の痛みがあるときは、すぐに醫(yī)師に診てもらう必要がある。
２．咳：
咳は呼吸系統(tǒng)で常に見られる病狀のひとつで、人體の一種の保護(hù)作用であり、人間の身體にとって役に立つものである。呼吸気道の粘膜が異物、炎癥あるいはアレルギー要素などの刺激を受けたとき、反射的に咳が出て、外界から侵入した異物を除き、気道を刺激する要素を取り除く助けとなる。咳をしてすぐに咳止め薬を服用すると、炎癥を重くするものを気道に留め置くことになり、炎癥を消すのに役に立たない。咳が出たときは、溫かくして、水分をたっぷり取り、胡椒、玉ねぎなど気道を刺激する辛い食べ物を避ける。咳が頻繁に出てさらに発熱、頭痛、體重減少などの癥狀を伴う場(chǎng)合はすぐに醫(yī)師に診てもらう必要がある。
「人民網(wǎng)日本語版」2007年7月18日
