世界母乳育児週間(毎年8月1~7日)が近づいてきた。若くてきれいなお母さんが體型のくずれを気にして授乳を嫌うことについて、天津醫(yī)科大學総醫(yī)院産婦人科の牛秀敏主任教授は「母乳は赤ちゃんの體に最もよく、また女性の乳腺、卵巣の腫瘍を減らし、鉄不足による貧血などの疾病を予防できる」とアドバイスした。新華社のウェブサイト「新華網(wǎng)」が伝えた。
牛教授は母乳養(yǎng)育の利點について以下のように述べた。
妊婦は産前に3萬6千カロリーを蓄えて授乳期に備えるが、このカロリーが消費されなければ、體型を保てずに肥満になる。母乳養(yǎng)育は母親の體內(nèi)の余分なカロリーを消費して新陳代謝を促し、皮下脂肪の蓄積を防止、食事を控えることなくダイエットができる。
産後の母體は複雑な生理的変化で母體の回復、特に生殖系統(tǒng)の回復を行なう。母乳養(yǎng)育、特に早い時期の母乳養(yǎng)育は下垂體後葉からオキシトシンの放出を促し、母體の子宮、體型の回復を助け、また母體を病気から守る。
様々な研究を通じて、母乳養(yǎng)育の経験がわずか數(shù)カ月の母親であっても、経験のない女性と比べて乳がんにかかる確率は大きく下回ることが明らかになっている。母乳養(yǎng)育期間が25カ月を超える女性が乳がんにかかる確率は授乳経験のない女性の3分の1にとどまる。また授乳は卵巣がん、尿路感染癥や骨粗しょう癥も予防するという。
「人民網(wǎng)日本語版」 2007年7月20日??