中國の大同市(山西省)はこのほど、清華大學(xué)のコージェネレーション(熱電併給)技術(shù)を利用して、炭鉱バラック地區(qū)と採炭による地盤沈下地區(qū)に暮らす6萬世帯以上にセントラルヒーティング(集中暖房)を提供した。これにより、コージェネレーション型セントラルヒーティングの利用が省エネ?排出削減の有効な手段として、現(xiàn)実味を帯びてきた。人民日報(bào)が6日伝えた。
中國のコージェネレーションおよび熱供給業(yè)界の専門家20人以上が3月下旬、同熱供給プロジェクトを現(xiàn)地視察し、審議を行った。その結(jié)果、同熱供給プロジェクトは▽エネルギー消費(fèi)を抑えると同時(shí)に、吸収式廃熱回収設(shè)備の増?jiān)O(shè)によって、廃熱発電所の熱供給能力を49%向上した▽一部の暖房プラントに吸収式熱交換設(shè)備が増?jiān)O(shè)されたことにより、暖房網(wǎng)の輸送能力が66%向上した▽熱供給に伴う暖房プラントのエネルギー消費(fèi)が50%低減し、二酸化硫黃(SO2)、煙塵などの汚染物排出も半減した--との見方を示した。(編集YT)
「人民網(wǎng)日本語版」2011年4月6日