日本の日本畫、中國の中國畫、それに韓國の東洋畫は、東洋絵畫（水墨畫）の基盤を持ちながらそれぞれの國ごとに変化をし、それぞれの國の文化背景のもとに獨自の発展を遂げ新しく出來上がった絵畫とされています。2009年から始められ、5回目を迎える今回の『LIU展』には、日本から7人、中國から6人、韓國から1人の若手アーティストが集まり、計45點の作品を通して、その國ごとに日本畫、中國畫、東洋畫がどのように成立し、現在どのような方向に向いているかなどを表すことが趣旨となっています。