今月7日に二十四節(jié)気の13番目「立秋」を迎えた。中國(guó)の北方エリアには、立秋の日に「肉料理を食べる」という風(fēng)習(xí)がある。その理由は、暑さが厳しく、蒸し暑い夏になると食欲不振になり、多くの人が食べる量が減って夏瘦せするため、秋が到來(lái)した後に減った分をしっかりと補(bǔ)おうという訳だ。では、この時(shí)期には本當(dāng)に「肉料理を食べる」必要があるのだろか?北京青年報(bào)が報(bào)じた。
「低體重」の人は「肉料理を食べる」べき
専門(mén)的な観點(diǎn)からすると、體重に占める「皮下脂肪」の割合である體脂肪率は、健康であるかを判斷したり、病気を予防するための重要な指標(biāo)となる。
肥満であるかを判斷する際によく用いられる指標(biāo)はボディマス指數(shù)(BMI)であるものの、実際には、體脂肪率のほうが、より正確に肥満であるかを反映している。成人男性の場(chǎng)合、體脂肪率が25%以上、成人女性の場(chǎng)合30%以上なら「肥満」となる。
皮下脂肪が付きすぎている人の場(chǎng)合、むやみに「肉料理を食べ」てはならない。それに対して、體重が軽いまたは「低體重」に屬する人の場(chǎng)合、適度に「肉料理を食べ」たほうがいい。
「リンゴ型」肥満は慢性疾患リスク増大
脂肪はそのついている箇所によって、健康に與える影響が異なる。例えば、脂肪が主に、內(nèi)臓や上腹部の皮下に付いている場(chǎng)合、「リンゴ型」肥満と呼ばれ、下腹部や臀部、太ももの皮下に付いている場(chǎng)合、「洋ナシ型」肥満と呼ばれている。
中國(guó)の成人男性の肥満のほとんどは「リンゴ型」で、「ビール腹」とも呼ばれている。一方、中年女性の肥満は、腰?腹部に脂肪が蓄積するパターンが多い。
「リンゴ型」肥満の人はほかの肥満に比べて、メタボリックシンドロームになる確率が3-4倍で、高血圧や高脂血癥、糖尿病を併発しやすく、心血管疾患のリスクも高まる。
「肉料理を食べる」場(chǎng)合の注意點(diǎn)
1、 「秋の補(bǔ)充」のためにご馳走ばかり食べるのは禁物
命や健康を維持するためには40種類(lèi)以上の栄養(yǎng)素が必要であるものの、人の體では全ての栄養(yǎng)素を合成することはできたいため、いろんな食品から摂取しなければならない。人が必要としている全ての栄養(yǎng)素を提供する天然の食物は1つもない。
そのため、「秋に補(bǔ)充」するといっても、肉や魚(yú)ばかり食べるのは禁物で、乳製品や豆製品、キノコ、海藻類(lèi)、新鮮な野菜、果物などもバランスよく日常的に食べなければならない。
2.おすすめはお粥
秋は空気が乾燥しやすく、炎癥を伴うトラブルが増えるため、乾燥を予防できる食品を食べるよう心掛けたほうがよい。
おすすめは、アワやエンバク、ハトムギ、ハスの実などを煮込んだお粥だ。煮込む時(shí)、サツマイモやヤマイモといったイモ類(lèi)も入れると良い。そして、揚(yáng)げ物や甘い飲み物はできるだけ控えたほうがいい。
3.「食」と「動(dòng)」のバランスを取り適度な運(yùn)動(dòng)を
運(yùn)動(dòng)は體のためになることは言うまでもなく、大事なのは続けることで、健康的なライフスタイルを身につけよう。
(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年8月13日