中國科學院深セン先進技術研究院の16日の発表によると、同研究院の科學研究者は二重標識水法を人體エネルギー代謝実験プラットフォームに導入し、二重標識水実験室を建設した。人體エネルギー代謝の正確な観測を実現する見込みだ。
二重標識水法は重水素と酸素-18の安定同位體により人體のエネルギー消費を測定する技術だ。この技術は數十年の研究と発展を経て、學術界から自由活動狀態下の人體エネルギー消費測定の権威ある標準の一つと公認された。これまでは英國、米國、日本などの少數の國しか二重標識水法を基礎とする実験室を持っていなかった。
同研究院が建設した二重標識水実験室の面積は約800平方メートル。人體エネルギー代謝、運動狀態、人體成分、心血管健康などをリアルタイムかつ正確に観測する技術能力を持つ??茖W研究者はこれを基礎とし、人體代謝キャビンシステムを構築した。使用開始後には薬剤選別や効果評価などの臨床試験を支える。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年5月17日