「21世紀東アジア青年大交流計畫」プロジェクト招請計畫の第5弾として、江西省、河南省、吉林省、四川省、海南省、福建省からの中國高校生代表団400人が10月23日から31日にかけて訪日することになっている。22日、學生たちは北京に集まり、在中國日本大使館主催の説明會と歓送會に參加した。
在中國日本大使館の道上尚史公使(右)にプレゼントを贈呈する中國高校生訪日代表団団長の翁乾明氏(左)
代表団一行はまず、東京で外務省を訪問し、中日関係に関するシンポジウムに參加し、その後、靜岡県、愛知県、岐阜県、京都府、兵庫県、大阪府、和歌山県などで日本の高校生との共同授業およびクラブ活動に參加し、ホームステイなどを通して、日本の高校生や一般的な日本人との交流を深め、それと同時に文化、経済、社會など諸方面での考察を行うことになっている。
訪日直前の高校生たちはわくわくしている。出発直前の彼らの頭の中の日本像について、「チャイナネット」の記者の質問に答えた。
歓送會で、高校生たちがチベット族の舞踴を披露する様子
「日本人は何でも真面目にやる」
日本に対する印象について、吉林省の王靖涵さんは、「まず、日本人は何でも真面目にやるイメージがあります。これは私に欠けているところです。そして、公共道徳を守るイメージもあります。例えば、芝生に踏みこまないこととか。日本は高度な文明を持つ國だと思います。」と語った。
四川省の葉君洋さんは、「第二次世界大戦後、日本は短い期間で復興し、発達國になりましたが、どうしてそれが可能だったのかと不思議に思っています。また、日本は現在でも天皇制度が殘っています。できれば皇居に行ってみたいんです。皇室の生活も知りたい」と語った。
「日本の新幹線を體験してみたい」
最も行きたいところについて、王靖涵さんは、「東京に行きたい。北京と同様、首都だし、大都市だけど、それぞれ違う特色があると思うので、憧れています。また、京都にも行ってみたい。現代文明の中でも、まだたくさんの名所遺跡がちゃんと殘っていることは珍しいですから」と語った。