このほど、中華全國青年連合會の招待を受け、日本の民主黨代表団と第15回「長城計畫」友好交流使節団が中國訪問をした。同代表団は民主黨と日中至誠基金が派遣したもので、羽田孜元首相を名譽代表、小沢一郎黨首(衆議院議員)を団長とし、民主黨の國會議員47人と社會各界の代表計450人余りが參加した。
7日、小沢黨首は北京で胡錦濤國家主席と會談を行い、その後の記者會見で、「チャイナネット」の記者の質問に答えた。
「チャイナネット」の記者の質問:來年は中日平和友好條約締結30周年にあたりますが、小沢代表はこれからの中日関係をどう見ていますか。
小沢黨首:中國と日本は政治の體制が違います。また、経済體制も非常に違います。そういった現実というものがあるけれども、お互いに心を盡くして、信頼関係、友情を築いていかなくてはならないと思うのです。同じような體制の國ならば、わりとやりやすいですけれども、違う國なので、お互いに努力して違いを乗り越えていかないといけない。私はそう思っております。ただ、日中の場合は、よく遣唐使、遣隋使の話が出ますけれども、こういう歴史上の事実として殘っている、さらにもっと以前、考古學的な時代から中日関係がずっと続いているわけですよ。ですから、そういう意味では、深い深い歴史的なつながりがありますから、現在の政治體制の違い、経済體制の違いは十分乗り越えていけるというふうに私は思っています。今年は國交正常化35年、來年は中日平和友好條約締結30周年と北京五輪というイベントがありますけれども、そういうことに日本が積極的に協力して、両國の友好関係のために努力していけばかならずできる、と思います。
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「チャイナネット」2007年12月12日