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カンヌ國際映畫祭、中國語映畫4作品がノミネート

発信時間: 2009-05-15 | チャイナネット
コンペティション部門審査員を務める香港女優?舒淇(スー?チー)。

 第62回カンヌ國際映畫祭が13日夜、フランス南部の街、カンヌで開幕した。今回の映畫祭では最高賞パルムドールを爭うコンペティション部門に中國語映畫4作品がノミネート、また中國大陸部?香港?臺灣の多くのスターが顔をそろえ、大いに注目を集めている。フランスメディアは今回のカンヌ映畫祭を「チャイナ?ブーム」と伝えた。経済危機および新型インフルエンザの影響にもかかわらず、今回のカンヌ映畫祭は多くのスター、名監督、メディア関係者が參加した。

 中國語映畫の「強力な顔ぶれ」が今年のカンヌ映畫祭の特徴だ。昨年は賈樟柯(ジャ?ジャンクー)監督の「二十四城記(24city)」ただ1作品がノミネートされただけだったが、今年はコンペティション部門には中國語映畫計4作品がノミネート、主催國フランスと肩を並べ、過去最高を記録した。今年ノミネートされた中國語映畫は、李安(アン?リー)監督の「トーキング?ウッドストック」のほか、杜琪峰(ジョニー?トー)監督の「Vengeance」、蔡明亮(ツァイ?ミンリャン)監督の「Visages(英題:Face)」、婁助?(ロウ?イエ)監督の「スプリング?フィーバー」。

 フランスメディアが伝えたところによると、これだけ多くの中國語映畫がノミネートされた背景には、これらがフランスを舞臺に描かれていることが挙げられる。「トーキング?ウッドストック」を除く3作品にはいずれも多かれ少なかれフランスでの撮影シーンがある。香港出身の杜敘?峰監督の「Vengeance」はフランスの映畫配給會社が投資、フランスのロックスターが主演を演じる。臺灣の蔡明亮監督の「Visages」ではパリ?ルーブル宮殿で撮影が行われた。また中國大陸部出身の婁助?監督の「スプリング?フィーバー」は香港映畫としてノミネートされているが、同監督によるとフランスの映畫基金からの支援を受けている。

 多くの中國語映畫がノミネートされた以外に、華流スター、舒淇(スー?チー)と章子怡(チャン?ツィイー)がそれぞれコンペティション部門、短編部門の審査員を務めることになっている。また香港出身の梁朝偉(トニー?レオン)とマレーシア出身の楊紫瓊(ミシェール?ヨー)がカンヌの「中國映畫の夜」の幕開けに顔を見せたほか、上映された映畫の中にはしばらくスクリーンに現れなかった、香港の女優、張曼玉(マギー?チャン)の姿も見られた。

 「人民網日本語版」2009年5月14日