『小兵張嘎』(1963年)
北京映畫制作所によって制作?発行されたもの。監督:崔嵬、歐陽紅纓
『小兵張嘎』は革命歴史ものの児童映畫の名品である。
わずか11、12歳の張嘎は、自ら帝國主義の侵略戦爭による災禍を経験した。鐘おじさんが逮捕され、おばあさんが殺害されたことは、すべてその幼い心の中に憎しみを植え付け、このかたきは必ず打って見せるという決意を抱かせ、幼い心の中に確固とした復しゅうの気持ちと粘り強い戦いへの要求を生じさせた。映畫は木造の拳銃1つと本當の銃2挺を映畫全體を貫く道具として、紆余曲折したストーリーを通じて、真実で信頼できるように張嘎の唯一のイメージを作り上げた。張嘎は木造の拳銃をオモチャとする無邪気な児童でもあれば、また本當の銃で仇を討ち、恨みを晴らし、勇敢に戦う抗日の闘士でもある。映畫の中の張嘎は、丈夫で元気はつらつとし、おとなしく、誠実で、一挙手一投足のすべてが中國の北部地域農村の児童の「暴れん坊」性格そのものである。
映畫は上映以後、ロング?ランをつづけ、一世代一世代の少年観客の大歓迎を受けたばかりか、成人の観客の間でも大人気となった。
「チャイナネット」 2009年7月24日