重慶市の環(huán)境保護(hù)局は、土砂等により川がせき止められてできた唐家山「せき止め湖」の排水急増による下流への影響について、重慶市內(nèi)を流れるフウ江と嘉陵江に重大な汚染は生じておらず、両河川ともに3類水質(zhì)基準(zhǔn)を保っているとの計測結(jié)果を発表した。新華社のウェブサイト「新華網(wǎng)」が伝えた。
同局は飲み水の安全を確保するため、10日から市レベルの緊急環(huán)境保護(hù)マニュアルを始動。市の環(huán)境観測センターと関係區(qū)県の環(huán)境保護(hù)局に対し、緊急観測の実施を指示した。
11日午後5時半頃に唐家山「せき止め湖」からの排水が重慶市內(nèi)に到達(dá)して以降、市環(huán)境保護(hù)局は両河川への観測頻度を4時間ごとから1時間ごとに増やし、その結(jié)果を隨時報告。12日午前10時の段階で、長江の永川朱沱、嘉陵江の合川東渡口?大渓溝、フウ江の玉渓?沖砂閘の水質(zhì)はいずれも各基準(zhǔn)を満たし、揮発性有機物、有機リン系農(nóng)薬、有機塩素系農(nóng)薬も検出されていない。急増した排水による重慶市の飲み水取水地の水質(zhì)への影響はなかった。
「人民網(wǎng)日本語版」2008年6月13日 |