中國最大の新エネルギー産業基地が現在、甘粛省酒泉市に建設される。このほど開幕した「2010年中國(酒泉)國際新エネルギー産業博覧會」において同市の康軍市長は、「2020年までに全國および世界最大の新エネルギー基地を完成させる」と宣言した。
酒泉市は河西回廊の西側に位置し、総面積19.2萬平方キロメートル、1區2市4県からなる。酒泉市の風力エネルギー資源は豊富で、そのエネルギー貯蓄量は1億5000萬キロワット?開発可能量は4000萬キロワットと見られ?なかでも瓜州は「世界の風庫」、玉門は「世界の風口」と呼ばれている。09年、酒泉は全國初の「1千萬キロワット級風力発電基地」に指定され、本格的な建設が始まった。酒泉市の平均日照時間は3300時間で、西蔵(チベット)に次いで長く、太陽光発電場を建設するのに理想の地でもある。
「人民網日本語版」2010年7月12日