「長江保護法」が3月1日から施行されます。中國で「母なる川」と呼ばれる長江が常に活力を保ち、中華民族が持続的に発展していくことに法的な保障を提供していくのが狙いです。
「長江保護法」は生態(tài)優(yōu)先、保護優(yōu)先の原則を堅持し、長江流域の生態(tài)環(huán)境の保護と修復を圧倒的な位置に置き、一連のハード制約メカニズムを確立?健全化させ、流域內の生産?生活活動、開発?建設を厳しく規(guī)範化していきます。生態(tài)環(huán)境保護の面からみますと、「長江保護法」は、生態(tài)環(huán)境の空間管理とコントロールについて明確に要求し、産業(yè)構造が長江流域の生態(tài)システムや自然環(huán)境の負荷能力に適応することを求めています。
長期にわたり、亂獲や航路の整備、採石など高強度の人類活動の影響を受け、長江流域の生態(tài)環(huán)境が深刻に破壊されたことで、ヨウスコウカワイルカの機能的絶滅が引き起こされました。稀少で特有の種も全面的に衰え、経済的な価値がある魚類の資源はほとんど枯渇しています。このため、今年1月1日から長江で「10年禁漁」の措置が全面的に始まりました。これは生物の多様性の保護や水域の生態(tài)機能の修復、國家の生態(tài)安全の保障において大きな意義があると見られています。
「中國國際放送局日本語版」2021年2月27日