江南時報の報道によると、中國侵略という舊日本軍の犯罪行為に関する研究論文集「南京大虐殺と日本の戦爭罪責任」がこのほど出版され、南京大學歴史學部で発行式が開かれた。
南京大學歴史學部の故?高興祖教授は、中國で最も早くから南京大虐殺を研究し、傑出した業績をあげた學者の1人だ。高教授が2001年に死去した後、同僚や弟子がこれまで高教授が発表した論文の収集作業を開始した。
同書は、高教授が発表した論文46編を「南京大虐殺問題」「日本軍の中國侵略という犯罪行為」「日本國內と世界各國の関係」「日本軍の中國侵略に関する一部書籍に関する高興祖氏の書評」4テーマに分けて収録している。
同書の発行式では、高教授の弟子や南京大學歴史學部、出版社の専門家などが、できる限り早く日本語翻訳版を出版したいとの考えを表明。「より多くの日本の一般人に、事実の真相を知り、歴史を直視してもらいたい」との思いを語った。
「人民網日本語版」2005年8月30日