政治協商會議委員は政治協商活動の主體である。われわれは委員の民主的権利を尊重?保障し、各委員との連係制度を充実させ、連係機構を健全なものにし、彼らの職責履行のために良好な條件をつくり出さなければならない。ただ、政治協商會議委員は社會的知名度と注目度が高いので、そのすべての言動が大きな影響力と模範性を持つ。それゆえ、政治協商會議委員の皆さんが自らの栄譽を大切にし、憲法?法律を厳守し、社會主義の中核的価値観を意識的に実踐し、道徳品行を鍛え磨くとともに、仕事に対する姿勢を改善し、本職においては率先垂範し、所屬業界においては大衆を代表する役割を確実に発揮し、人民の大きな期待にしっかりと応え、自らの使命を全うすることを望む。
同志の皆さん、友人の皆さん
社會主義協商民主は中國の社會主義民主政治の特有の形態にして獨自の優勢であり、中國共産黨の大衆路線を政治分野において具現化した重要なものである。中國共産黨第18回黨大會は、わが國の社會主義民主政治の発展過程における協商民主の制度と活動の仕組みを充実させ、協商民主の幅広い範囲で、多レベルにわたり、制度化した発展を推進する必要があると指摘した。中國共産黨第18期3中全會は、黨の指導の下で、経済社會の発展における重要問題と大衆の切実な利益にかかわる現実的問題について社會全體で幅広い協商を進め、政策決定の前と政策実施の中で協商を徹底させることを強調した。これらの重要論述と行動計畫は、中國の社會主義協商民主の発展のために方向性をはっきりと示した。
――われわれは、社會主義協商民主が中國の社會主義民主政治の特有の形態にして獨自の優勢であるという重要な斷定を全面的に認識しなければならない。中國共産黨が人民を指導して人民民主主義を実行するのは、人民の主體的地位を保障し、支えるためである。ただ、人民の主體的地位の保障と支持はスローガンや機上の空論に陥ってはならず、國の政治生活と社會生活の中に徹底され、人民が法に基づいて國の政治?経済?文化?社會に対し管理の権力を行使することを保障しなければならない。
「名はいわれもなく付けられたものではなく、必ずその実質に従うべく」。民主の実現形態は多種多様であるので、硬直化したモデルに固執することはもとより、世界のどこにも適用できる評価基準は一つしかないと斷言してはならない。人民が民主的権利を享有しているか否かについては、人民が選挙時の投票権や、日常的政治生活への持続的な參畫権、民主的選挙の権利、民主的意思決定?民主的管理?民主的監督に関する権利を持つかどうかを見るべきである。社會主義民主は整った制度的手順が必要なだけでなく、完全な參畫の実踐も必要である。人民の主體性は中國共産黨の執政と國家統治の過程や、中國共産黨と國家機関の各方面?各レベルの活動、そして人民による自身の利益の実現と発展に具體的かつ現実的に具現化されなければならない。