正しい義利観を確立する
2013年3月、習近平國家主席はアフリカ訪問中に初めて正しい義利観を提起した。同年10月、中華人民共和國成立以來初となる周辺外交活動座談會が開催された。習近平國家主席は、利益の共通點と合流點を探し、正しい義利観を堅持し、原則を踏まえ、情誼を重んじ、道義を重んじ、発展途上國に可能な援助を少しでも多く提供すべきだと強調した。その後、習近平國家主席は幾度もこの理念を強調している。「義」とは、われわれの理念を表している。中國は全世界の共同発展、特に広範な発展途上國の発展加速を望んでいる。「利」とは、互恵?ウインウインの原則を固守し、自分が勝って相手が負けるようなことをせず、ウインウインを実現することだ。中國は貧困國に力の及ぶ限り支援する義務があり、時には「義」を重視して「利」を強調せず、「利」を捨てて「義」を取るようにしなければならない。「利」だけ求めたり、勘定高く計算したりするようなことなことを絶対やってはならない。正しい義利観の確立と貫徹とは、原則をもち、人情?道義を重んじ、利益を前にしたら、それが義にかなっているかを考え、「義」と「利」の両方を兼ね備え、さらに必要な時は、「利」を捨てて「義」を取るようにすることだ。また、正しい義利観は中華民族の伝統的美徳と中國外交の優れた性格を具現化したもので、中國外交の価値観をさらに豊かにし、國際社會、特に広範な発展途上國にあまねく稱賛され、中國のソフトパワーの特有のメルクマールとなった。
樹立正確義利觀
2013年3月,習近平訪非期間,首次提出正確義利觀。當年10月,中華人民共和國成立以來的首次周邊外交工作座談會舉行。習近平強調,要找到利益的共同點和交匯點,堅持正確義利觀,有原則、講情誼、講道義,多向發展中國家提供力所能及的幫助。此后他又多次強調這一理念。義,反映的是我們的一個理念。中國希望全世界共同發展,特別是希望廣大發展中國家加快發展。利,就是要恪守互利共贏原則,不搞我贏你輸,要實現雙贏。中國有義務對貧窮的國家給予力所能及的幫助,有時甚至要重義輕利、舍利取義,絕不能惟利是圖、斤斤計較。樹立和貫徹正確義利觀,就是有原則、講情義、講道義,見利思義、義利兼得,甚至必要時舍利取義;正確義利觀體現了中華民族傳統美德和中國外交優良品格,進一步豐富了中國外交的價值觀,得到國際社會特別是廣大發展中國家的普遍贊譽,成為中國軟實力的獨特標志。