「中國土地法大綱」

　1947年、人民解放軍は戦略的防御から戦略的進攻の新情勢に移り、革命と生産に対する広範な農民の積極性を十分に呼び起こし、解放戦爭を支援させるため、解放區で土地制度改革をより全面的に掘り下げて展開することが求められた。1947年7～9月、中國共産黨中央活動委員會は河北省平山県西柏坡村で全國土地會議を開催し、「中國土地法大綱」を制定した。徹底的に封建主義に反対するこの土地革命綱領は、封建的?半封建的搾取の土地制度を廃止し、「耕す者が土地を所有する」という土地制度を実行するよう明確に規定した。続いて中國共産黨は土地改革事業の全體路線と全體政策、すなわち貧農に依拠し、中農を団結させ、段取りよく手分けして封建的搾取制度をなくし、農業生産を発展させることを明確にした。土地改革運動は健全な発展の軌道を歩み、極めて大きな成果を勝ち取った。1948年秋には、1億人の住む地域で封建的生産関係が廃止された。長期にわたって地主階級の殘酷な抑圧と搾取を受けてきた広範な農民は政治的、経済的に解放され、生産の積極性は大いに高まり、大量の青年と壯年が人民軍隊に加入し、あるいは戦地の勤務を擔い、それによって人民解放戦爭の勝利を保証した。

　「中國土地法大綱」は抗日戦爭勝利後に中國共産黨が公布した土地制度改革に関する最初の綱領的文書だ。解放區の土地改革運動を大いに推進する役割を果たし、當時の國民黨支配地域に広範な政治的影響を與えた。

《中國土地法大綱》

　　1947年人民解放軍由戰略防御轉入戰略進攻的新形勢，要求在解放區更加普遍深入地開展土地制度改革，以充分調動廣大農民革命和生產的積極性，支援解放戰爭。1947年7月至9月，中共中央工作委員會在河北省平山縣西柏坡村召開全國土地會議，制定了《中國土地法大綱》。這個徹底的反封建的土地革命綱領，明確規定廢除封建性及半封建性剝削的土地制度，實行耕者有其田的土地制度。隨后，中國共產黨又明確了土地改革工作的總路線、總政策，即依靠貧農，團結中農，有步驟地有分別地消滅封建剝削制度，發展農業生產。土地改革運動走上健康發展的軌道，取得巨大成績。到1948年秋，在1億人口的地區，封建的生產關系被消滅了，長期遭受地主階級殘酷壓迫和剝削的廣大農民在政治上經濟上翻了身，生產積極性大為高漲，大批青壯年加入人民軍隊或擔負戰爭勤務，從而保證了人民解放戰爭的勝利進行。

　　《中國土地法大綱》是抗日戰爭勝利后，中國共產黨公開頒布的第一個關于土地制度改革的綱領性文件，對解放區的土地改革運動起到了巨大的推動作用，并在當時的國民黨統治區產生了廣泛的政治影響。