日本で最も権威のある文學賞?芥川賞の選考委員會は15日、東京で選考會を開き、日本に滯在する中國人作家?楊逸さん(44)の「時が滲(にじ)む朝」を第139回芥川賞受賞作品に決定した。中國籍の作家が芥川賞を獲得するのはこれが初めて。
楊さんは1987年に日本に留學し、お茶の水大學を卒業している。芥川竜之介を記念して1935年に設けられた芥川賞は、日本で最も権威のある文學賞として、優れた作品を発表した新人作家に贈られる。過去には大江健三郎や村上龍などもこの賞を獲得しており、日本で作家が名をあげる重要な一歩となっている。
「人民網日本語版」2008年7月16日