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人民日報記者の論評(4) 自民黨の政権奪還
発信時間: 2009-09-01 | チャイナネット

 

■自民黨は政権を奪還できるか

この問題は2つの點に分けて話す必要がある。一方では、自民黨には政権を奪還する能力がある。大量の議席を失ったとはいえ、選挙後もなお第2の政黨だ。人材もあり、長年鍛えられてきたベテラン議員も多い。経験ある政黨だ。この點からすると、自民黨には政権を奪還する能力がある。

それでも自民黨の政権奪還に疑問符をつける必要があるのだろうか。実は自民黨は民主黨その他の政黨とは異なり、地方組織が弱く、當選議員の多さに頼って黨のイメージ、黨の力を維持してきた。それが今ではわずか119人と、議席を大幅に減らした。多くの議員、派閥幹部が落選した。これまでは與黨で多くの人が自民黨を買ったため、強大な勢力があった。それが今や與黨ではなくなり、既得権益者はもはや自民黨を買わない。こうなると自民黨の勢力は削がれることになる。では、どの程度削がれるのだろうか。政権奪還が不可能なほどにまで削がれるか否かもわからない。政権奪還の可能性もあれば、リスクもあるのだ。

「人民網日本語版」2009年9月1日

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