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2大プロジェクトの調印式 |
中國國家林業局國際協力局とJICA(日本國際協力機構)中國事務所が3日、北京の東方花園ホテルで「四川大地震における森林破壊回復」と「中國西部地域林業への人材育成」プロジェクトの執行文書に調印した。この2つのプロジェクトは2010年3月からそれぞれ5年間と4年間にわたって、実施される。國家林業局國際協力局の曲桂林局長、劉立軍部長、日本大使館の片山和之公使、JICA中國事務所の山浦信幸所長などの関係者が調印式に出席した。
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曲桂林局長のご挨拶 |
片山和之公使のご挨拶 |
曲桂林局長は席上、挨拶した際、「いま、中國の林業は非常に良い発展段階に入っている。中國共産黨中央國務院は今年の6月に、北京で建國60周年以來の初の全國林業業務會議を行い、林業が生態系蘇生と社會経済発展に重要な役割を果たしていることを強調した。そして、中國の自然環境保護は日本に対して重大な影響を與えるだけでなく、気候変動への対応にもかかわっている。そのため、中國における自然環境保護は中日両國の重要な協力分野だ。中國は日本の自然環境保護協力に対して、高い評価をするとともに、大きな希望を託している」と述べた。
曲桂林局長はまた、「中國林業が集団林業権利改革および國有営林場改革に直面していることについて、中國は日本と調印した『中國西部地域林業への人材育成』プロジェクトを通じて、西部地域の林業人材を育っていく」と語った。
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曲桂林局長と山浦信幸所長が2大プロジェクトに調印ー1 |
曲桂林局長と山浦信幸所長が2大プロジェクトに調印ー2 |
片山公使は調印式で、「『四川大地震における森林破壊回復』プロジェクトは四川省の北川、汶川県、綿竹市で実施され、日本が四川大地震における再建を支援する項目(①健康?福祉、②社會?文化、③産業?就職、④防災、⑤都市と農村の建設)のひとつとなっている。今後、両國は緊急救援の協力を強化していく。また、林業への人材育成プロジェクトは、四川、陜西省、広西チワン族、寧夏回族自治區で実施され、日本の専門家を派遣することにより、中國の集団林業権利と國有営林場改革に対応できる人材を育っていく。われわれはこの2つのプロジェクトが雙方の協力のもとで、より多くの成果を出すことを希望している」と話した。
「中國國際放送局 日本語部」より 2009年11月4日