中國外交部の馬朝旭報(bào)道官は北京で2日、「中日の學(xué)術(shù)機(jī)関は歴史共同研究において初歩的な共通認(rèn)識に達(dá)したものの、意見の食い違いも存在している」と述べた。
中日両國の學(xué)者の3年間にわたる共同研究と學(xué)術(shù)討議によって、「中日歴史共同研究報(bào)告書」が発表された。報(bào)告書は両國の學(xué)者の論文からなり、古代史と近代史の2つの部分に分けられている。
この報(bào)告書に対する評価についての記者の質(zhì)問を受けて、馬報(bào)道官は、「共同研究が2006年12月から始まった。中國社會科學(xué)院近代史研究所と日本國際問題研究所によって行われている。雙方は中日関係史について幅広い研究と討議を行い、一部の共通認(rèn)識に達(dá)した。日本側(cè)は軍國主義による中國への侵略、侵略戦爭が中國人民に巨大な傷害を與えたこと、南京大虐殺などの罪悪行為を承認(rèn)した。一方、一部の意見の食い違いも存在している。雙方の論文はそれぞれ雙方の委員が書いたもので、作者本人の見解を表明している」と述べた。
「中國國際放送局 日本語部」より 2010年2月3日 |