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日本館館長:上海萬博に棲む動(dòng)物

日本館館長:上海萬博に棲む動(dòng)物。

タグ: 日本館館長 上海萬博 動(dòng)物 龍 

発信時(shí)間: 2010-07-20 14:40:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

上海萬博日本國家館館長 江原規(guī)由

中國は古來より「龍」の棲む國とされてきました。龍は架空の動(dòng)物ですが、中國の歴史、社會(huì)、そして人々の暮らしに彩りを添えてきました。また、絵畫、文學(xué)など蕓術(shù)分野でも周辺各國?地域で、龍は活躍の場を得ています。六月十二日のジャパンデーには、日本から來た巨大な緑色の龍が中國館に向け大行進(jìn)し、沿道の人たちを大いに沸かせています。日本の龍が上海萬博で中國に里帰りしたといってよいでしょう。

龍からパンダ

さて、上海萬博會(huì)場にはどんな動(dòng)物が棲んでいるのでしょうか。まず、中國館の周辺から見てみましょう。世博大道と世博軸と並行する上南路が交差する地點(diǎn)には、大きなパンダが數(shù)匹います。今の中國からどんな動(dòng)物を連想するかといえば、やはりパンダという人が多いでしょう。ちょっと飛躍するかもしれませんが、動(dòng)物からみた世界の対中認(rèn)識(shí)は、得體のしれない龍から愛くるしいパンダへとシフトしたといってもよいのかも知れません。

上南路脇のマカオ館では、これまた大きなウサギ(玉兎宮燈)が屋根からそそり出て中國館を仰ぎ見ています。ウサギは古來より、賢く、身近なペットとして可愛がられてきています。日本ではウサギは月にも棲んでいます。その月に、中國は宇宙船を著陸させようとしています。その計(jì)畫は「神舟計(jì)畫」と「嫦娥計(jì)畫」といわれますが、このうちの嫦娥とは月に棲む女性のことで、彼女のペットがウサギです。月に棲む日本のウサギは杵でもちをつきますが、中國のウサギも{きね}杵で薬草をついています(玉兎搗薬)。マカオ館の玉兎を見ていると、日本と中國のつながりをつくづく感じます。

動(dòng)物発見 萬博ならではの楽しみ

日本館から黃浦江を左に見てしばらく行くと、草木で造形された馬、羊、子犬などが今にも動(dòng)き出すのではないかと思ってしまうほどのリアルさで佇んでいます。黃浦江を背にした動(dòng)物の造形美を見ていると、萬博會(huì)場內(nèi)の喧噪を忘れる思いがします。

このほか、中國各省?直轄市?自治區(qū)の記念式典が行われる寶鋼大舞臺(tái)の中には、ユニークな{えと}干支が參観者を待ち受けています。中國館では、秦の始皇帝時(shí)代の秦陵一號(hào)銅車馬が展示されています。二千年以上前に始皇帝が乗ったのと同じ車を{ひ}牽く馬の様相を見て當(dāng)時(shí)を思い浮かべるのもよいでしょう。また、デンマーク館で海外初お目見えとなる國寶「人魚姫の像」や遼寧館で恐竜と鳥類の過渡期(一?四億年前と推定)に現(xiàn)れた始祖鳥~中華龍鳥などを見るのも萬博會(huì)場ならではの楽しみとなるでしょう。

萬博會(huì)場にはまだまだたくさんの動(dòng)物が棲んでいます。長蛇の列に並ぶのは大変と思っている人には、萬博會(huì)場で動(dòng)物発見の旅をすることをお?jiǎng)幛幛筏蓼埂?/p>

萬博動(dòng)物座つくり

さて、日本館は「かいこ島」(紫蠶島)と呼ばれています。外形が繭に似ていることに由來しています。アテンドさんの衣裝は日中協(xié)力のシンボルである朱鷺(トキ)をイメージしており、今、百五十羽(人)以上が日本館に棲んでいます。

かつて、古人が夜空の星を見つつ動(dòng)物を連想し星座をつくったように、萬博會(huì)場を歩いて各パビリオンに動(dòng)物の名前を付けて「萬博會(huì)場動(dòng)物座」をつくって楽しみたいと、筆者はいつも思っています。皆さんも參加しませんか。

中國館と玉兎宮燈

人民中國インターネット版 2010年7月20日

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