中國はシイタケの最大の生産國であり、日本は中國のシイタケの最も重要な輸出國である。近年、日本の食品輸入に関する安全基準は日に日に厳しくなる一方で、中國からのシイタケの輸入は減少傾向にある。シイタケの名産地である浙江省慶元県の対日本のシイタケ輸出は6割ほど減少したという。
中國食用菌協會の副會長で、農産品加工大手?大山合集団の毛傳傅福取締役會長によると、2009年、中國のシイタケ生産量は約340萬トン、生産高は350億元(約4389億円)だった。しかし、ここ2,3年は日本への輸出が減少し続けている。
慶元県食用菌管理局の張世炎局長は「日本の農産物に対する品質基準は格別に厳しく、人體の健康に対する安全基準を超えており、もはやこれは、貿易を妨げるバリケードである」との意見を示した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月15日