日本の中國語サイト「新華僑網(wǎng)」は15日、「鳥取の溫泉旅館が妖怪で観光客を誘致」という記事を載せた。以下は要約。
溫泉旅館の客室。壁一面にアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが描かれていたら、あなたは恐ろしく感じるだろうか?
日本では、當(dāng)?shù)丐挝幕膜拭铯蚴工盲朴Q光客誘致の施策がますます盛んになっている。鳥取県米子市は、境港市出身の著名な漫畫家水木しげるさんを使って、伝統(tǒng)的な溫泉文化に現(xiàn)代的なアニメ文化を融合させたビジネスを思いついた。
境港市生まれの水木しげるさんは「ゲゲゲの鬼太郎」で世界的作家となった。この漫畫は何世代の人々を惹きつけている。境港市出身の水木しげるさんは、鳥取県を代表する人物になった。
米子市に皆生溫泉というところがある。漁師が海水に溫泉がわき出ているのを発見したのが起源で、「米子の裏玄関」と呼ばれている。塩を含んだ成分が注目されており、健康と美容の効果が高いと評(píng)判となった。長壽になれるとの評(píng)判から、多くの保養(yǎng)客が訪れている。美しい風(fēng)景と溫泉。さらに妖怪が加わることで、保養(yǎng)に訪れる人々を夢(mèng)心地の世界にいざなう。
水木しげる作品の妖怪を利用することに関して、鳥取県は最も発言権がある上、経験も豊富だ。日本の伝統(tǒng)文化において、妖怪の話は子供を最も惹きつけるものである。日本の子供たち多くが、妖怪話で日本の伝統(tǒng)を知る。水木しげるの作品は、古くて分かりにくい伝統(tǒng)的な妖怪文學(xué)を分かりやすい漫畫に置き換えることで、多くの人々に伝える役割を擔(dān)っている。だからこそ皆生溫泉の旅館で二つの部屋を使って「目玉おやじの旅館」をオープンさせると多くの客で賑わうことになる。部屋に入ると、貓女、ぬりかべ、一反木綿、ねずみ男など「鬼太郎」のキャラクターであふれている。気味が悪いと思う人でなければ、妖怪たちと一夜を過ごすのも悪くないはずだ。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2012年3月18日