文=中川幸司
みなさんこんにちは!7月になり夏の本格到來です。毎日暑い暑い日が続いております!みなさん體調(diào)は崩されておりませんでしょうか??
僕は暑さよりも濕気のほうが不快ですので、北京のカラッとした暑さは東京よりも過ごしやすいと思います。また、比較的頻繁に訪れる上海の夏は、東京と北京よりもはるかにジメーーっとしており、まるで蒸し風(fēng)呂???耐えられません!
チャイナネットさんの本日の記事に『日本の富裕層は教育を最重要視、中國留學(xué)も選択肢に』(http://360v360.cn/life/2013-07/07/content_29347076.htm)というものが掲載されておりました。要約すれば、日本は相続稅が高いので、「お金持ち」が資産を海外移転させたり、またとくに投資しているのは貴金屬等の贅沢品ではなく子供への海外留學(xué)を主とした教育投資ということです。こちらの記事のバックグラウンドにはとくに數(shù)値データがあるわけではなさそうですので、「ふ~ん」という感じではありますが、この雰囲気はむしろ中國の富裕層のほうがあてはまりそうな気が僕の肌感覚として感じます。
僕がこれまでお會いしてきた友人の中國の「お金持ち」の皆さんが一様に言われているのは、『中國の「貨幣」そのものに絶対的な信頼がおけないから、不動産投資や子供の教育投資に回すのだ。』というものです。こういった「お金持ちマインド」が、中國の不動産バブルを助長させているのだと思いますが、じゃぁ一方で日本の「お金持ち」ってどうなの?ということを見ると、確かに高水準(zhǔn)の相続稅という要因はありますので、日本の「お金持ち」は多くの節(jié)稅方法を試行錯誤していると思います。しかし、中國とは異なり「日本の貨幣」に信頼を(過剰なほどに!)おいているような気がしまして、決して「お金持ち」マネーが投資活動に回っているようには思えないのであります。