日本への観光旅行ブームがますます加熱している。「國際商報」が伝えた。
北京市のOL黃さんは昨年、フリープランで日本を3回旅行した。7月に女友達と沖縄でリゾートを楽しみ、10月に家族と北海道へ行き、12月に娘を連れて東京ディズニーランドに行った。「日本の風土や人の感じが好きだし、特別価格の航空券や旅行社の大割引のフリープラン商品もある。それで3回も日本に行くことになった」のだという。今年の春節(舊正月、今年は2月19日)連休期間を過ぎると、筆者の何人かの同僚や友人が日本観光を計畫し始めている。
データによると、2014年に日本を訪れた中國人観光客は約220萬人に上り、前年比約82%増加した。今年の春節連休期間には、45萬人が訪れて約1125億円(約60億元、1元は約19.4円)近くを消費し、一人あたり平均1萬3千元を使った。このうち約半分が買い物に使われたという。
確かに経済という點で考えると、円安の流れや査証(ビザ)発給要件の緩和により、ますます多くの中國人が日本を訪れて獨特の文化や自然を楽しむとともに、評判の高いメードインジャパン製品を買うようになったといえる。だが筆者と友人達の受けた感じや多くの観光客の感想を踏まえると、日本の魅力は景色と買い物だけにあるのではなく、観光産業の粋を凝らしたサービス精神により大きな感銘を受けるようだ。