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中日両國の印象の悪化、グローバルな視野から見る=小倉和夫

中日両國の印象の悪化、グローバルな視野から見る=小倉和夫。

タグ: 小倉和夫 印象 歴史問題

発信時間: 2015-07-24 13:13:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

先ほど日本の非営利組織が実施した調(diào)査によると、中國に対する印象が「良くない」、「全體的に見て余り良くない」とした日本人が93%に達(dá)した。

日本人の中國に対する印象は、これほど悪いのだろうか?客観的な事実と主観的な印象の相違は、中日の交流が現(xiàn)在直面している大きな問題だ。中日両國民の、両國関係に対する印象は悪化を続けている。しかし両國民の文化?観光?スポーツなどの交流と協(xié)力は、より緊密化している。

なぜこのような相違が存在するのだろうか?表面的に見ると、これは政治や外交の問題のようだが、グローバル化が人々の間で形成したグローバル観が、より深いレベルの原因となっている。文化?経済交流は、両國間の政治関係のみに限られるべきではない。しかし中日両國の歴史や領(lǐng)土などの問題を巡る爭いにより、人々は政治面で國家の境界線を超越しがたくなっている。

中日両國間の食い違いを、グローバル化という環(huán)境の中に置くことができれば、より広々とした視野を手にすることができる。現(xiàn)在の國際秩序は、20世紀(jì)の歐米主導(dǎo)の世界構(gòu)造、歐米に反対する「第三世界」の思想から脫卻していない。日本の政治と経済は西側(cè)に屬し、文化と心理は東洋に屬しており、中國の臺頭を落ち著いて見ることができない。中國は政治?経済的にすでに大國になっているが、発展途上國としての位置付けを維持している。客観的に見ると、これは一部の國に疑念を生じさせている。

グローバル化はある程度、中日両國の経済発展の結(jié)果だと言える。既存の西側(cè)諸國が主導(dǎo)するグローバル化の秩序は、中日両國の現(xiàn)実的な政治に數(shù)多くの障害をこしらえている。

この狀況下、中日両國は戦略的な視野を持ち、両國間の歴史問題および現(xiàn)実的な問題を処理しなければならない。アジア諸國の経済的利益と國際的な政治の立場を代表し、共に21世紀(jì)に適した國際秩序を構(gòu)築するのだ。

中日両國は協(xié)力により自國の問題を克服し、グローバル化の弊害を共に是正するべきだ。これには環(huán)境問題、社會の貧富の格差、人口の流動の問題が含まれる。日本はこのような協(xié)力によって自國の位置付けと認(rèn)識を調(diào)整し、アジア諸國の日本に対する疑念を解消できる。中國は「中國脅威論」の影響を弱めることができる。

 

「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2015年7月24日

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