24日に北京市で開幕した「第11回北京-東京フォーラム」の開幕式で、木寺昌人駐中國大使は次のように挨拶した。
自分が就任當時の中日関係は非常に厳しい狀況にあったが、幸いなことに、両國の努力を通じ、昨年11月と今年4月に習近平國家主席と安倍首相の中日首脳會談が2度に渡り実現、中日関係は改善に向け大きな道を歩み始めた。中日両國の間には依然として課題が山積しているものの、困難があるからこそ、首脳間の対話の継続、政府や民間を含む各階層の対話と交流が必要とされている。また、中日両國にとって、両國國民にこのような狀況を理解してもらうことが不可欠だ。
中日両國の民間交流、文化交流を支援するために、在中國日本國大使館は今月と來月を「日中交流集中月間」とし、中日両國の交流を集中的に推進する。今月末のNHK交響楽団の北京公演、中國で人気の「四季の歌」で知られる芹洋子のコンサート、高倉健の追悼映畫上映會など、多彩なイベントを企畫。このほか、中國の高校?大學生を中心とする3500人の青少年訪日事業などを予定している。