韓國の文在寅新大統領が派遣した文喜相日本特使が17日、日本の岸田文雄外相と會談した。文特使は會談中、韓日両國の慰安婦問題をめぐる先ほどの合意は、大多數の韓國人にとって受け入れられないものだと表明した。
文特使と岸田外相の17日の會談は、約40分続いた。文特使によると、會談の雰囲気は「厳粛」だったが、全體的に良好だったという。文特使は會談中、敏感な話題とされる慰安婦問題の合意について言及した。
韓國メディアによると、文特使は岸田外相に「韓國の大多數の國民は情緒的に、慰安婦合意を受け入れがたい」と述べた。
文特使は記者に対して、岸田外相は會談中に「緩み」を見せ、合意を「必ず遵守」するよう求めなかったと話した。
両氏が會談中、もう一つの敏感な話題である「軍事情報保護協定」について言及したかと聞かれると、文特使は「言及されなかった」と回答した。
韓日両國は昨年11月にソウルで「軍事情報保護協定」を結んだ。両國は朝鮮の核兵器?ミサイルを含む軍事情報を、米國を経由せず直接共有できるようになった。文陣営は當時、同協定に強く反対していた。
同協定は今年11月23日に満期となる。文特使は「同協定を延長するか終了とするかは、韓國新政権が決定する」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月19日