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360v360.cn |13. 09. 2017

「2017年中日歌唱コンテスト」に谷村新司が審査員として応援に 北京市

タグ: 中日 歌唱 コンテスト 45周年

「2017年中日歌唱コンテスト」が10日、北京外國語大學で開催された。今回のコンテストには、日本の著名シンガーソングライターの谷村新司や中國の男性歌手?李雙江、女性歌手?李玲玉等、中日両國の有名音楽アーティストがゲスト審査員をつとめ、會場には約千人の観客が集まった。人民網が伝えた。


 今回の「中日歌唱コンテスト」は中國國際放送(CRI)と、中國國際放送ネットワーク(CIBN)及び北京外國語大學が中日國交正常化45周年を記念して共催。同コンテストは歌を通じて、中日両國民が民間レベルの文化交流を行うことを趣旨としているため、それぞれ相手の國の言語で相手の國の歌を歌うというルール。今年4月末から正式に參加者を募集し、最終的に400人以上の応募者の中から選ばれた10組の選手が決勝へ進み、紅白の2組にに分かれて競い合った。


 同日午後、會場となった北京外國語大學千人禮堂は満席となった。選手たちは、尾崎豊の「I Love You」や張惠妹(チャン?ホェイメイ)の「聴海」、テレサ?テンの「時の流れに身をまかせ」、中島美嘉の「雪の華」、周傑倫(ジェイ?チョウ)の「The Longest Movie(最長的電影)」等、中日を代表する名曲の數々を心に響く歌聲で歌い上げ、會場からは萬雷の拍手に包まれた。なかでも「やっぱりね、そうだろね」の軽快なメロディーが印象的な、氷川きよしの演歌「大井追っかけ音次郎」を歌った白組の王穎さんは、谷村新司から高い評価をうけた。コンテストは最終的に紅組が優勝。このほかにも最優秀歌唱賞や最優秀パフォーマンス賞等が授與された。


 最後は、谷村新司が中國でも一世を風靡した自身の代表作「昴」を熱唱し、會場の観客も一緒に大合唱となる盛り上がりを見せた。そして「日本の人が中國語で歌い、中國の人が日本の歌を歌う。これこそが友好の証。このイベントがこれほど長く続き、これからも長く続けていくには、みなさんの応援が必要。これからも末永くこのイベントの応援をよろしくお願いします」という谷村新司の挨拶で、熱気に包まれた同コンテストはその幕を下ろした。中國と深い縁がある谷村新司は、1981年に初めて北京公演を行って以降、両國の文化交流活動に積極的に參加している。今年の6月には、上海市で開催された中日國交正常化45周年を記念するコンサートにも參加している。


 「2017年中日歌唱コンテスト」の前身である「CRI紅白歌比べ」は日本の「紅白歌合戦」の中國版として1978年に誕生した。長きにわたり成長し続け、今では中國國際放送局日本語部における名物番組となっている。橫井裕駐中國日本國大使は、同イベントが中日両國の友好関係に大きく貢獻していることを稱え、「今後も同イベントが中日友好の架け橋としての役割を果たしていくことを期待している」と祝電を寄せた。(編集TK)


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