2017年9月、2017「一帯一路」（the Belt and Road）メディア協(xié)力フォーラムが甘粛省敦煌市で開催された。人民網(wǎng)の招待により、日本科學(xué)技術(shù)振興機(jī)構(gòu)の特別顧問で、中日科學(xué)界の著名人である沖村憲樹氏が出席し、「一帯一路」の建設(shè)や中日のテクノロジー分野の交流、協(xié)力などをテーマに、各國(guó)から來たゲストと深い議論を行った。

「一帯一路」イニシアティブは中國(guó)の制度が開放的であることの表れ

「運(yùn)命共同體、協(xié)力の新たな構(gòu)造」をテーマにした同メディア協(xié)力フォーラムには、126の國(guó)や國(guó)際組織、メディア265社の代表らが出席し、「一帯一路」の建設(shè)、世界のメディア協(xié)力などの話題をめぐり、意見を交換した。沖村氏は開幕式終了後に取材に応じ、「今回のフォーラムに參加して、『一帯一路』イニシアティブの偉大さや中國(guó)の開放性を再認(rèn)識(shí)した。中國(guó)は現(xiàn)在、自國(guó)の経済発展の成果や経験を私心なくシェアし、『一帯一路』參加國(guó)との共同発展を?qū)g現(xiàn)している」と稱賛した。

また、「同フォーラム開催は、メディアの対話を促進(jìn)するだけでなく、日本メディアが『一帯一路』イニシアティブに対する理解を深め、それにより中國(guó)への理解も深めるよう促す。これは、両國(guó)間の友好交流にとって大きなメリットがある」との見方を示した。

オープンで包容力ある中國(guó) テクノロジーの発展の勢(shì)いは日本以上

沖村氏は公の場(chǎng)で、改革開放（1978年）以降約30年間、中國(guó)の科學(xué)技術(shù)は急速に発展し、多くの分野で日本を超え、米國(guó)を追走しているとの見方を何度も示している。これほど目を見張る発展の成果を上げている理由について、沖村氏は、「多くの中國(guó)メディアが指摘しているように、中國(guó)政府には、力を集めて大きな事を成し遂げる実力を備えている。その他、様々な聲を十分に理解して、採(cǎi)用することができている」と分析した。

そして、「『一帯一路』イニシアティブは、『中國(guó)がオープン』であることの表れで、中國(guó)の開放的な姿勢(shì)は、積極的に外國(guó)の人材を集めている點(diǎn)にも表れている。これも、中國(guó)のテクノロジーが飛躍的な発展を?qū)g現(xiàn)している秘訣。中國(guó)の外國(guó)専家局に稱賛の言葉を送りたい。中國(guó)は毎年、海外から外國(guó)人の専門家?學(xué)者を呼び込み、その分野は工業(yè)や農(nóng)業(yè)、コンピューターなど、たくさんの分野をカバーしている。最先端技術(shù)の人材や後方のシンクタンクの専門家などもいる。そのため、國(guó)外の最先端技術(shù)や理念がどんどん中國(guó)へ入っている」と語っている。

また、「中國(guó)は科學(xué)の発展を非常に重視しており、1949年に中華人民共和國(guó)が成立して以降、中國(guó)科學(xué)院を真っ先に立ち上げた。そして、『テクノロジーで國(guó)を治める』という理念を堅(jiān)持し、テクノロジーの分野で大規(guī)模な投資を行っている。科技部（省）のほか、各種科學(xué)技術(shù)協(xié)會(huì)、ハイテクパークなど、中國(guó)は國(guó)民全體で科學(xué)研究を行う良い雰囲気ができている」とし、中國(guó)の科學(xué)発展の歴史を十?dāng)?shù)年研究している沖村氏は、「テクノロジーに対する重視や投資の面では、日本は中國(guó)とは比べ物にならない」と指摘した。