日本の次期首相候補を決める衆(zhòng)院選が10日に始まった。安倍晉三首相が率いる連立與黨は現(xiàn)在、野黨の分裂により有利になっているかに見える。しかし結(jié)果はどうあれ、日本の政治に影響を及ぼす重要な選挙になる。

　NHKが今月7-9日に実施した電話世論調(diào)査によると、22日の投票までの2週間で安倍內(nèi)閣を支持するとした人は37％で、不支持率は43％となった。

　誰が有利か？

　世論調(diào)査のデータを見ると、安倍內(nèi)閣の不支持率は支持率を上回っている。しかしNHKの世論調(diào)査によると、安倍首相が率いる自民黨は31.2％の政黨支持率を付けており、希望の黨の4.8％、立憲民主黨の4.4％を上回っている。

　しかし無黨派層は39.1％に達(dá)し、分からない、回答なしは10％。この5割弱の割合が、選挙を大きく左右する。

　希望の黨の支持率、予想を下回っている理由

　日本メディアは、東京都知事の小池百合子氏が率いる希望の黨の支持率が予想を下回っているのは、主に野黨の分裂が原因だと分析している。この答えは安倍內(nèi)閣の支持率が低いにも関わらず、政黨の支持率が高いという矛盾した現(xiàn)象を説明できるかもしれない。

　民進(jìn)黨は衆(zhòng)院解散前に最大野黨だったが、黨內(nèi)で離黨の流れが生じている。民進(jìn)黨の前原誠司代表は無所屬での出馬を余儀なくされた。

　朝日新聞の調(diào)査によると、3名の候補者が爭う小選挙區(qū)で、與黨が7割の支持率で野黨に大差をつけている。一騎打ちの小選挙區(qū)では6割。與黨の候補者が1名で野黨から複數(shù)の候補者が出る小選挙區(qū)では、さらに8割に達(dá)している。

　記事は、これは「三つ巴の戦い」に見えるが、実際には2大野黨勢力が安倍首相に反対する票を分け合うことになり、希望の黨の支持率が予想を下回っている主因の可能性があるとしている。

　衆(zhòng)院選の結(jié)果、どのような影響が？