米國のトランプ大統領が8~10日、初めて中國を公式訪問する。中米雙方の発表によると、経済?貿易問題が重要議題となる。新華社が伝えた。
中米の経済?貿易関係が大変注目されるのはなぜか?トランプ大統領就任以來、中米の経済?貿易協力はどう進展したか?訪問中に経済?貿易面で協力または対決はあるか?今後中米の経済?貿易はどの方向へ発展するのか?
■貿易は庶民に恩恵をもたらす
米國産のチェリー、ロブスター、カニ、ナッツ……オンラインショッピングの利用者がすでに4億6000萬人を超える中國では、こうした人気商品が3日以內に各世帯に屆けられる。ネット通販は中國の消費者に便宜をもたらすと同時に、米國のネット通販業者にうま味をもたらし、昨年の対中輸出は100%以上増加した。
商務部(商務省)研究院國際市場研究所の白明副所長は「すでに中米の経済?貿易関係は相當規模まで発展し、相互包含的な構造を形成している。両大國である中米の一挙一動は両國経済に関係するのみならず、世界経済にも影響を與える」と指摘する。
2016年に中米間の製品貿易額は5196億ドルだった。米國の輸出するボーイング機の26%、大豆の56%、自動車の16%、集積回路の15%が中國向けだ。米側の統計では、2015年に米國の対中貿易は米國に91萬人の雇用を創出し、米國の各家庭にとって平均850ドルの節約となった。
米國は中國にとって労働集約型製品の主要輸出先である以外に、技術貿易、文化貿易の重要な協力パートナーでもある。2016年末までに、米國の対中投資プロジェクトは累計6萬7000件に達し、中國に資金、技術、管理ノウハウをもたらし、雇用機會と稅収をもたらし、専門人材育成の助けとなった。