日本の共同通信社の29日の報道によると、日本政府は國家宇宙戦略方針として『宇宙基本計畫』を制定している。日本は自衛隊の米軍宇宙演習及び宇宙飛行士月面上陸への參與を推進する計畫。時事通信社は、各國が宇宙開発への參與を進める中、日本も「月面上陸計畫」を國家戦略文書に盛り込み、「戦略の新高知」の爭奪において緊迫感を強めていると伝えた。
『日本経済新聞』は、日本は宇宙産業の発展に力を入れ、國際協力を通して日本人宇宙飛行士の月面上陸という目標の早期実現を目指していると論じた。
中國社會科學院日本所の盧昊副研究員は、「日本が宇宙技術の発展を進めるのは、軍事安全政策における積極性の表れだと話す。安倍政権は「宇宙安全保障」を強軍政策の新たな柱にし、宇宙軍事方面に年間數百億円の予算を用意している。予算を通信衛星ネットワークの構築、リモートセンシング観測技術の開発にあて、宇宙監視體系と自衛隊の自動指揮システムを支援し、大型ロケット技術の発展などを推進する狙い。また、日本政府は宇宙関連産業の発展にも資金を拠出している。盧昊氏は、「宇宙軍事協力は日米同盟軍事協力の新たな重點であり、日本が米國が主導する宇宙軍事演習に參與することは、米國の力を借りて自主防衛能力を強化し、海?地?空ネットワークにおいて全面的な軍事體系を構築するという意図を示している」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月30日