『世界記憶遺産――南京大虐殺文書』が11日、オンラインとオフラインで世界で発行された。計7集20冊で、他に総目録が1冊ある。各文書に中國語の解説があり、英語と日本語の訳文も添えられている。
「南京大虐殺文書」は2015年10月に「世界記憶遺産」に登録された。貴重な文書を効果的に保護し、合理的に利用するため、中央公文書館、中國第二歴史公文書館、遼寧省公文書館、吉林省公文書館、上海市公文書館、南京市公文書館、中國侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館は各館所蔵の南京大虐殺文書を整理し、デジタル化したうえ、データベースを構築した。紙の文書、寫真、フィルム、物品などの形式があり、歴史的筋道が明確で、記録が整い、相互に裏づけ、補足しており、信憑性に疑問の余地はない。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月13日