韓國聯合ニュースは26日、韓國政府が27日に韓日政府が2015年に達した「慰安婦」問題に関する合意の検証結果を発表すると伝えた。日本の世論は、韓國が同合意を破棄しようと考えている場合、日韓関係が再び緊迫化することを懸念している。
韓國の康京和外相は26日に記者會見で、「慰安婦問題は人権問題であり、樸槿恵政権は日本と合意に達する前に慰安婦被害者と十分なコミュニケーションをとらなかった」と述べた。
日本の共同通信社は26日、日本政府は合意の履行を求めているが、韓國メディアによると、韓國政府は生存している「慰安婦」32人の意見を聴取することを計畫していると報道。韓國側の対応によっては、日韓関係が悪化することも考えられる。一方、韓國は日本の安倍首相に2018年の平昌冬季オリンピック開幕式に出席してもらいたいと考えているため、日本側を刺激せず、冬季五輪後に合意の破棄などに関する具體的措置を決定するとの見方もある。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月27日