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360v360.cn |10. 10. 2022 |
日本人が見た中國の津々浦々⑨北京郊外小旅行記
文?寫真=小林正弘
清華大學(xué)法學(xué)博士
Genuineways.Inc ブランド保護顧問
中華民族園の建築物
新型コロナウイルス感染癥が発生して以來、週末や連休は北京市內(nèi)でなるべく人の少ない穴場を探し、ゆっくり過ごすことが多くなった。本格的な建築物から中國民族文化を楽しめる中華民族園や北京郊外の豊かな自然など、隠れた観光スポットはたくさんあり、親子で楽しめる新しいスタイルの民宿も増えていることに気づかされる。
その中でよく訪れたのは北京市內(nèi)から75キロほど(車で約1時間半)北東にある懐柔エリアだ。2014年APEC會議が開催された雁棲湖付近は緑豊かなドライブコースとなっている。その奧へ奧へと山道を進むと川遊びや山釣りを楽しめる神堂峪の入り口が見えてくる。車に積んだバケツと釣竿をもって遊びにいきたい衝動を抑えつつさらに山奧へ進むと村落があり、慕田峪長城を望む民宿に到著。市內(nèi)の喧騒から離れ、川のせせらぎや雨の音に耳を傾け、夜空の星を眺めながらほっと一息つく。観光名所巡りの旅行ではなかなか味わうことのできない癒しのひと時がある。
慕田峪長城
次の日は、朝食を簡単に済ませると、人影の少ない慕田峪長城から周囲の山々を一望し、悠久の時の流れに思いを馳せた。心地よい疲労と空腹感を満たすために向かった先は、慕田峪長城の裾野?北溝村にある瓦工場ホテル。この地域はもともと瑠璃瓦の製造などを営む村落であったが、今はその文化的要素を活かして村全體で新しい文化観光ビジネスを展開している。
トウモロコシ畑や栗の木に囲まれた農(nóng)村風景の中に赤レンガ造りのホテルが調(diào)和している。そこで、ボリューム満點のハンバーガーを頬張った後、オープンテラスのカフェで眠気覚ましのコーヒーを購入し、にぎやかな市內(nèi)へと帰途についた。