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360v360.cn |15. 05. 2023 |
「戦爭の片棒を擔ぐな」、日本の市民がG7サミットの広島開催に猛抗議
「戦爭の片棒を擔ぐな」「NO G7」日本の200人超の市民が14日、各種プラカードを掲げ、広島平和記念公園で集會を開き、主要7カ國(G7)サミットの広島での開催に猛抗議した。
日本の市民団體「ピースデポ」の湯淺一郎代表は演説の中で、「日本は今回のサミットにより世界に核廃絶という平和のメッセージを伝えると言いながら、その一方で核兵器により國家安全を実現しようとしている。これは矛盾している」と述べた。
集會に參加した秋山史さんは記者に、「日本は原爆を投下された広島を利用しG7サミットを開くが、これは広島市民の平和を祈る美しい願いに完全に背くものだ」と述べた。
広島市民の西岡由紀夫さんの家族は原爆投下を経験した。幼い頃から戦爭の苦しみについて聞かされたことから、日本が行った侵略戦爭及び戦爭責任を深くはっきり認識している。西岡さんは集會で、「再び政治的手段により原爆を投下された広島を利用するな。世界は再び平和の軌道に戻るべきだ。日本の他國に対する戦爭の加害を認め、謝罪し賠償し、戦爭の教訓を汲み取り悲劇の再演を防ぐことこそが、広島市民の平和の願いだ」と呼びかけた。
集會から數十メートル離れた場所で、右翼団體が拡聲器を持ち、絶えず「日本は核兵器を保有すべき」と唱えた。
広島市民の宮原亮さんは鼻で笑い、記者に「彼らは完全に歴史を無視している。広島が原爆を投下されたのは、広島に武器工場が集中していたからだ。日本が軍拡と戦備を止めず、さらに核兵器保有を目指すならば、日本は戦爭の悪循環に陥るばかりだ」と話した。
宮原さんはまた、「G7広島サミットはウクライナ危機をさらにエスカレートさせる會議になる。NATOはすでにウクライナを武力支援しており、日本も資金もしくは軍事サポートの提供を検討している。これは戦爭を終わらせず、平和を実現することもなく、世界をさらに悲慘な境地に陥れるだけだ」と述べた。
「戦爭の片棒を擔ぐな」「NO G7」演説後、市民がプラカードを掲げ抗議デモを行った。彼らの高らかなシュプレヒコールは完全に右翼分子の拡聲器の音をかき消した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2023年5月15日