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360v360.cn |27. 03. 2024 |
『“一帯一路”推進過程における日本の役割分析』新書発表會と學術シンポジウムが北京で開催
中國社會科學院日本研究所と中國社會科學出版社が共催する『“一帯一路”推進過程における日本の役割分析』新書発表會と學術シンポジウムが26日、北京市で開かれた。中國社會科學院科學研究局の宋泓副局長、中國社會科學出版社の趙剣英社長、中國社會科學院日本研究所の楊伯江所長が発表會に出席し、挨拶した。
楊伯江氏は挨拶の中で以下のように述べた。過去百年になかった世界情勢の大変動が深く進み、國際関係の參與変數は日々高まっている。中日関係は固有の自転軌道を踏襲すると同時に、世界の大変動や時代の流れといった公転的要素にも左右され、複雑性は最高レベルに達している。これは、日本に対するより深い、システム的、的確な研究を求めている。
世界の主要経済圏、中國の重要な隣國、主な協力パートナーとして、中國の「一帯一路」に対する日本の態度と政策はずっと注目されている。「一帯一路」推進において、日本の役割は一方的なものではなく、多面的なものである。簡単な支持または反対の態度ではなく、協力しながら競爭し、競爭しながら協力する多重複合対応方式をとっている。中國社會科學院日本研究所と中國社會科學出版社は2016年に『“一帯一路”推進過程における日本要素』を共同出版し、中國の「一帯一路」共同建設の質の高い発展を推進するために政策の參考を提供した。
2016年のアップデート版として、2023年末に出版した同書『“一帯一路”推進過程における日本の役割分析』は多學科の全面的なシステム研究成果をまとめ、その內容は貿易投資、産業科學技術、戦略安全性、地政學、陸上シルクロード、海上シルクロードを含み、さらには?氷上シルクロード?にも觸れている。すなわち、日本の北極を含む氷上シルクロードの戦略分布、航路問題、沿岸資源利用問題、中日の「氷上シルクロード」をめぐる競合関係などで、同書が中國の「一帯一路」建設と対外開放の深化、開放型発展の新構造の構築に理論の支持と政策の參考を提供することを望んでいる。
その後の新書除幕式では、宋泓氏、趙剣英氏、閆坤氏、楊伯江氏ら作者代表が共同で新書の除幕を行った。
?中國網日本語版(チャイナネット)?2024年3月27日