「現代自動車がインドへの投資を拡大している」ロイター通信は17日、韓國現代自動車のインド子會社が15日、ムンバイ証券取引所での初の新規株式公開(IPO)を申請したと伝えた。これはインド最大規模のIPOになる可能性があるという。
現代自動車だけでなく、中國で市場シェアが持続的に低下する日本自動車メーカーも同じく、インド市場の取り組みを強化している。ホンダは5月、インドのカルナタカ州のベンガルールに研究開発拠點を設立したと発表した。電気自動車(EV)の開発によりスムーズに先端技術を導入する。「日本経済新聞」によると、トヨタ自動車のインド子會社であるトヨタ?キルロスカ?モーターは昨年11月、南部カルナタカ州でインドで3カ所目となる新工場を建設すると発表した。同プロジェクトは2026年の竣工を予定している。
國家発展改革委員會國際協力センター研究員補佐の毛克疾氏は、「日韓自動車メーカーは早くからインド市場で事業展開していた。各社は中國市場での業績が低迷しており、今後はインド市場により注目する可能性がある。インドは確かに日韓のガソリン車に一定の生存空間を提供した。これはインド政府が新エネ車を普及させたがっているが、充電インフラの不足などがその妨げになっているからだ。インドはガソリン車の一定の需要を殘している。しかしインドはエネルギー輸入への依存度が高く、グリーン化と電動化が長期的かつ効果的な解決策だ。日韓自動車メーカーは現在、新エネ分野で中國と米國のブランドより遅れているため、電動化の水準を早急に高めることができなければインドでの発展の將來性が下がる」と述べた。
?中國網日本語版(チャイナネット)?2024年6月18日