ジャイアントパンダは日本で常に大人気だ。多くのファンの一人である高氏貴博さんは2011年8月よりほぼ毎日、上野動物園に3時間滯在しパンダを撮影している。毎回撮影する寫真は多い時で5、6000枚にのぼり、さらに3時間かけて厳選し、自分で運営するブログ「毎日パンダ」に掲載する。當初のシンシンとリーリーから、現在のシャオシャオとレイレイへと、すべてのパンダの成長がカメラで記録されている。
高氏さんは6月10日に再び中國を訪れ、パンダのシャンシャンを撮影した。高氏さんは昨年11月より、中國の四川省にあるジャイアントパンダ研究センター雅安碧峰峽基地を3回訪れ、シャンシャンを撮影している。東京都內の商業施設の2階で開催中の特殊な寫真展はシャンシャンが主役だ。今回展示された寫真のすべてが四川省で撮影されたもので、高氏さんが新たに出版した寫真集に収録された。その初版は1萬部。
パンダの日本での人気は衰え知らずで、関連分野の力強い経済発展をけん引している。日本の學者の試算によると、シャンシャンの誕生から帰國までの6年未満の間の経済効果は600億円以上。2021年に上野動物園で誕生した雙子のシャオシャオとレイレイの毎年の経済効果も300億円以上。またパンダに會うため訪中する日本人が増えており、訪中旅行も盛り上がっている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年6月18日