九一八事変（満州事変）勃発93周年に際し、東北烈士記念館は國家1級文化財(cái)である、中國侵略日本軍1939年「満州農(nóng)業(yè)移民入植図」を初展示した。文化財(cái)のエピソードにより、中國侵略日本軍の中國東北地區(qū)における悪行を反映し、歴史をしっかり銘記し國恥を忘れぬよう警鐘を鳴らし、平和を愛し奮進(jìn)するよう激勵する。

東北烈士記念館の職員によると、「満州農(nóng)業(yè)移民入植図」は昭和14年（1939年）に日本の杉田屋印刷所が印刷し、拓務(wù)省が出版。100グラムの活版印刷用紙に、赤?黒?水色の3色で印刷。縦76センチ、橫54センチで、保存狀態(tài)は良好。日本帝國主義が中國の東北を侵略した後、計(jì)畫的かつ組織的に中國東北への大規(guī)模移民を行った詳細(xì)な狀況が記されている。これは日本の中國への侵略及び移民に関する數(shù)少ない実物資料であり、日本が中國の東北を長期的に占領(lǐng)しようと目論んだ歴史の物証でもある。

九一八事変後、日本の関東軍は「日本人移民案要綱」を作成し、従來の農(nóng)業(yè)移民を特別な意義の開拓移民に変更した。これはその後の日本政府の中國東北への移民の主線となった。

1933年2月、日本の退役軍人を中心とする武裝試験移民が1933年2月、佳木斯永豊鎮(zhèn)に進(jìn)駐し、東北地區(qū)初の移民村「彌栄村」を設(shè)立した。武裝試験移民として計(jì)5回に渡り黒竜江地區(qū)で中國の農(nóng)民の土地を沒収?強(qiáng)奪し、中國の一般人を追い払い、現(xiàn)地で「屯匪」と呼ばれた。

中國の東北への永久占拠を?qū)g現(xiàn)するため、拓務(wù)省は1935年7月に「満州移民の根本方針」をでっちあげ、これを基礎(chǔ)とし「二十カ年百萬戸移民送出計(jì)畫」を制定した。日本の廣田內(nèi)閣は1936年5月にこれを「7大國策」の一つとして開始した。

「二十カ年百萬戸移民送出計(jì)畫」の骨子はこうだ。1937年より5年を1期とし、20年內(nèi)に日本から中國の東北に100萬戸?500萬人を移住させ、東北で「日満不可分離」の「大和民族中心」の人口構(gòu)造を構(gòu)築する。

1937年より日本の多くの移民が侵入し、「分村?分郷」移民や「満蒙開拓青少年義勇軍」制度を?qū)g施した。

日本の多くの「満蒙開拓青少年義勇軍」が1938年より東北に侵入した。

日本の侵略者は1939年に、世間を欺き「移民団」を「開拓団」に改稱した。

1945年まで、計(jì)800以上の日本の開拓団が中國の東北に侵入し、東北の人々の150萬ヘクタール以上の耕地を強(qiáng)奪した。

黒竜江地區(qū)は面積が広く人口密度が低く資源が豊富で、重要な軍事戦略的地位を占め、日本の侵略者による移民の重點(diǎn)になった。當(dāng)時の黒竜江地區(qū)の47県における日本の開拓団の移民は5萬2822戸?13萬7484人。

これらのいわゆる「開拓団」は荒れ地を開墾するのではなく、「軍刀」を使った強(qiáng)硬な「買付」により、中國の農(nóng)民の數(shù)世代に渡る耕地を略奪した。開拓団の村の周囲には防御陣地が構(gòu)築され、兵士と武器が配備された。近くの中國人にほしいままに暴力を振るい、略奪した。「戦時は兵士、平時は農(nóng)民」という顕著な武裝侵略の屬性を持っていた。1945年に日本が降伏すると、圧倒的多數(shù)の開拓民が國に送り返され、「百萬移民計(jì)畫」が瓦解した。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2024年9月18日