日本青少年「友好の使者」代表団の大學生分団は、上海、杭州、北京に訪れ、華東師範大學、浙江工業(yè)大學、北京第二外國語學院の大學生と交流を行なった。その中で、中國の大學生の目には、日本の大學生はどう映っていたのだろうか。
感謝の気持ちを表す姿が印象的
「また文通しよう」と約束する中日両國の大學生
浙江工業(yè)大學日本語科の呉桜姿さんは、2人の日本の大學生と話をしながらキャンパスを案內(nèi)した。最後の別れの時、日本の大學生は、車の中で紙に中國語で「謝謝」と書き、窓から呉さんに見せた。「その繊細さと優(yōu)しさに感動し、初対面ですが、分かれる時は名殘惜しい気持ちでいっぱいでした。このような交流活動を通して、中日両國の國民の相互理解が深まると信じています」と、その感謝の気持ちを表すの姿は、呉さんにとってとても印象深かったようだ。
華東師範大學の談政委さんも似たような経験をした。華東師範大學の美術(shù)館を見學した後、入り口には飲み物が用意されていて、任さんと一緒に話していた日本人の女學生は、まず任さんのために飲み物を持ってきてくれ、「今日は案內(nèi)してくれて、ありがとうございました」とお禮を言った。任さんは「その優(yōu)しさに感動」した。
互いに理解することの大切さを痛感
中日両國の大學生が一緒に見學した美術(shù)館では、水墨畫の展覧會が行われていた。華東師範大學の任さんは、「訪中の大學生は日本の有名な大學の優(yōu)れた學生だと思いますが、中國の歴史や伝統(tǒng)文化にはそれほど詳しくないのじゃないかと思います。水墨畫の作品もよく分からないと言っていましたし」と話す。
同じ華東師範大學の方慧萍さんは、日本の大學生と話しをする中で、「日本のどこが好きで、どこが嫌いなのか」と質(zhì)問されたという。方さんはすぐには答えられなかった。「その時、自分もお互いに理解することの大切さを痛感しました。最後にメールアドレスを交換し、これからの交流の中で、互いの國のことをより深く理解していきたい」と、方さんは心からそう願っていると話す。
「チャイナネット」2008年3月28日