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胡同にて。將棋を指す老人。(原載:「 ラ?ヴァングアルディア」紙) |
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北京の胡同「南羅鼓巷」を観光する外國人旅行客 |
オリンピック開催中に北京を訪れた外國人記者達は、彼らが見た中國を、さまざまな角度から描寫し、記録した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
▽活気みなぎる社會
8月20日付スペイン「ラ?ヴァングアルディア」紙には、普段と少しも変わらない北京東城區板橋胡同の生活が紹介された。ここは、北京の中心部にありながらも伝統的生活が営まれる「孤島」だ。女達は自宅の玄関先で攜帯用腰掛けに座り、扇子を扇ぎながら涼んでいる。男達は集まってマージャンに興じ、その周りを見物人が取り囲む。様々な自転車や瓶詰め水、建材、廃品などを引いた三輪車が大通りを行き來している。スローペースな人々の傍らでは、果物や野菜の行商人が露店を出している。これら全ては、超高層ビル、高速道路、高架橋で満ち溢れる北京とは全くかけ離れた風景といえよう。