新中國の最初の世代の神経外科醫として、王忠誠さんは現在世界で頭部切開手術を1萬人もこなした唯一の人で、今でも世界の神経外科手術史上の5つの世界記録を保っている。
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王忠誠さんはウシ年の生まれで、この生まれの年のウシの年の2009年に人生で最も大切な栄譽を獲得した――2009年1月9日午前、北京の人民大會堂の議長席の真中で、胡錦濤総書記は2008年度國家最高科學技術賞の赤い授賞証明書を王忠誠さんに授けた。
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醫學の仕事に60年もたずさわってきた、新中國の神経外科のパイオニアの1人で、神経外科の數多くの世界記録を保持し、世界神経外科連合會の「最高栄譽表彰メダル」を獲得した唯一の中國人でもあり、現在北京天壇病院の名譽院長、中國工學院アカデミー會員、中國神経外科研究所の名譽所長である。84歳の王忠誠さんはその名前のように、忠実に自分の持ち場をきちんと守り、中國の醫學事業のために一つまた一つの奇跡を作り出した。
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王忠誠さんは1925年12月に山東省煙臺の普通の勤労者の家庭に生まれ、貧しかったため、一家の10數人の中で彼1人だけが幸運にも學校に入り、その勤勉さと聡明さにたよって、ずば抜けた成績で著名な北平(今の北京)の匯文中學(高校)に入って勉強し、ほどなくこの學校の優等生の1人となった。
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「校長、私は退學を申請します」と1942年のある日、王忠誠さんは校長の前に立って言った。王さんは家計が困難で、両親が彼を引き続き學校へ行かせることができなくなったため、郷里に帰って小學校の教師になった。
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1年後、彼は突然校長からの手紙を受け取った。手紙の中で、校長は「帰って來なさい、學校はすでに慣例を破って君に學費を免除して勉強させることにした。君が將來國にとって大切な人材となることを願っている」と述べていた。王忠誠さんは翌日匯文中學に戻った。それから半年後、優れた成績で卒業した。