小涼山の奧地にある四川省楽山市馬辺イ族自治県雪口山郷に敷地面積3000平方メートルの貧困者支援洋服工場があり、75人の女性労働者がミシンを操作して作業している。彼女たちは工場が雇った最初の従業員で、その多くがイ族の民族衣裝を著ている。
馬辺雪口山越馬服飾有限公司という名前のこの貧困者支援洋服工場は、浙江省紹興市越城區が支援し雪口山郷に建設した東西協力プロジェクトの1つで、現地最大の貧困者移転地の隣にある。越城區は洋服メーカーをイ族密集エリアに誘致し、「先に裕福になった者が後の者を支援する」という精神を広め、貧困者移転地の貧困者を中心に雇用し、貧しいイ族住民の近所での就職と貧困脫卻を実現した。従業員の年収は約2萬元になると見られる。
2020年、工場は貧困者の割合60%以上という基準で規模を拡大し、さらに100人の縫製作業員を採用し、持続可能な貧困脫卻産業を形成することを計畫している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月24日