香港理工大學(xué)(以下「同校」)は13日、同校の學(xué)科を跨ぐ研究チームが研究開(kāi)発に成功していた斬新な材料が、表面に付著した新型コロナウイルスや圧倒的多數(shù)のウイルス及び細(xì)菌を効果的に除去できると発表した。
同校の研究者によると、この材料の名稱は「抗ウイルス3Dプリント材料」だ。主な成分は樹(shù)脂で、カチオン性化合物などの抗ウイルス成分が加えられている。ウイルスの細(xì)胞膜を貫き、その構(gòu)造を破壊することで、ウイルスと細(xì)菌を除去する効果を発揮する。
チームを率いる同校アパレル學(xué)科の盧君宇準(zhǔn)教授は、「実験室の試験により、この材料が物質(zhì)の表面に付著し生きている新型コロナウイルス及びその他のウイルス?細(xì)菌の7割を2分內(nèi)に除去できることが証明された。10分內(nèi)であれば9割にのぼり、表面のほぼすべてのウイルスと細(xì)菌を20分內(nèi)に除去できる」と述べた。
盧氏はまた、「この材料は高度の抗ウイルス性能を持つ樹(shù)脂材料で、3Dプリント技術(shù)により各種の形狀にでき、さまざまな需要に対応できる。広く公共施設(shè)に使用でき、コミュニティの防疫にサポートを提供できる。コストについては10分內(nèi)に約10個(gè)のエレベーターボタンを3Dプリントでき、コストは約10香港ドルだ」と述べた。
同校は昨年、特區(qū)政府民政事務(wù)総署や香港濕地公園などと協(xié)力し、この材料を使いゴミ箱の取っ手、トイレの取っ手のカバー、エレベーターボタン、點(diǎn)字ブロックなどを作った。材料の抗ウイルス性及び耐用性を?qū)g地で調(diào)べた。
チームのメンバーで同校アパレル學(xué)科教授の簡(jiǎn)志偉氏は、「ゴミ箱の取っ手は1年弱使ってもまったく壊れなかった。その表面からは新型コロナウイルス、大腸菌、黃色ブドウ球菌などが検出されなかった。材料が安定的な抗ウイルス?細(xì)菌性を持つことが証明された。その性能は使用3年後から徐々に低下する」と述べた。
同校のチームは関連技術(shù)の特許を出願(yuàn)中だ。
「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」2022年1月15日